元々高校卒業して2年間自衛隊をやってたんですけど、仕事に満足してなくて…
“何かやりたいな” って思ったときに自分の行ってた床屋さんに その話してたら「床屋いいんじゃない」って言われて。
それだけの話だったんですけど、それで結構ピンときて ”床屋やろうかな” と思って。
美容師と違って床屋って息も長いし、プレイヤーでいられるのも長いんで、きっかけはそんな感じですね。
そっから(前職を)辞めて学校通って新しく第二の人生じゃないですけど、スタートするってことだったんで。
その時に “この仕事でやってこう” って思って。
鷲が入ってるんですけど、、
ハサミとカミソリ持った鷲がいて
もし辞めた時にはずいじゃないですか。
辞められないなって。
(MR.BROTHERSは)特に求人があるとかそういう話じゃないんで、代表に直接Facebookメッセンジャーで、メッセージをして「とりあえず話だけでも聞いてほしいです」って。
結構代表も忙しかったんで、なかなかこう、ちゃんとレスポンス良く相手はしてくれなかったですけど、それでも粘って。
やっぱり一番イケてるbarberで働きたかったんで。
日本でも勢いのあるカッコいいbarberに入りたいと思ったときに、一番カッコいいなと思ったのが MR.BROTHERS だったんで。
北海道にいるときからbarberが好きで理容師になって、僕が東京に上京してすぐに MR.BROTHERS ってできたんですけど、「ずっとSNSでも色々見てたし、こういうアメリカンbarberカルチャーが好きで憧れてました」と「自分もだいぶカットも出来るようになったんで、力になれると思うんで働かしてください」と、そこのベンチで話して「一緒にやろうか」って。
特に、履歴書とかも書いてないんですけど、かなりいい意味でラフなんで、うちの会社って。
休憩とかも自由なんで、休みも自由だし、出勤時間も自由だし、休憩とか特別そういうのもないんですけど…
お客さんいなくて “暇だなー” と思ったら入れ墨彫に行ったりとか。
普通の美容室だと朝礼とか終礼とか必ずあるんですけど、そういうのもやってないんで。
皆ヌルっと帰っていきますね。「お疲れー」みたいな。
一人やってて、みんな待ってるんですよ普通の美容室って、終わるまで。
終わんないかなーはやく終わんないかなって。そういうの時間の無駄じゃないですか。
自分のことが終わったら帰って、たまにみんなで飲みに行ったりもしますけど、ある程度自分の決められた役割分担はやって掃除して帰って そんな感じですね。
すげー働きやすいですけどね。
僕らも歩合でやってるから、働いた分だけもらえるんで やる気も出ますしね。
仕事っていう感覚はないですね。
どっちかっていうと遊びの延長線上みたいな。
あんまりこう遊びと仕事の境界線ってそんなにないかもしれないです。
髪切りに来ないのに外のベンチでタバコ吸ってちょっとしゃべって帰るとか。
社交場みたいな。ここをそういうコミュニティの場として使ってるお客さんも多いですね。
barberブームを牽引してると言っても過言ではないくらいの店ではあると思うんですけど。
だからやっぱそこに惹かれて入った部分もありますし、ここが一番、勢いあるなって。
入る前、外から見てても一番思ってたんで。
カットがうまいのは正直当たり前だし、やってりゃ誰でも上手くなるんで。
感謝の気持ちは常々思ってるんですけど、それ以外に最近意識しているのは やっぱ「見られ方」。
どんな人に髪を切られたいかってすごい大事だと思うんで、自分の恰好だったり、使う道具とか、立ち振る舞いとかは意識してますね。
正直、お客さんって見た目のインパクトのほうが大きいと思うんですよね。
“俺って今こういう人に髪切ってもらってるんだ” っていう。
それをSNSであげるみたいな。
よく「一緒に写真撮ってください」って言われることもあるんですけど、その人のSNSにアップしてもらって。
結局そういうので、また他の人が僕のことを知ってもらったりする場面ってかなり多いんで、見られ方は結構気にしてますね。
どんどん外の活動とか最近いきたくて。
それこそ人の集まるイベントとかで、髪の毛切ったりとか。
そういうことで、やっぱ より多くのお客さんにbarberを知ってもらえるきっかけになると思うんで。
どんどん外でいろんな人と、一緒にイベントやったり。
ただbarberのイベントじゃなくて、音楽とかダンスとか、何でもいいんですけど、いろんなカルチャーの人と一緒にやって、最終的には自分でイベントうっていけるようなオーガナイザーみたいなことやっていけるようになれたらいいなと思ってます。